前に戻るトップページ新商品”一液くん

ブーケのプリザーブド加工に挑戦

お友達の結婚式で花嫁さんのブーケをいただいたけど、どうにか保存できないかな〜という経験はありませんか? 記念のブーケ、少しでも長く持たせたいですよね。
すぐ思いつくのはドライフラワーですが、もっと生花に近い状態で半年、1年と長く飾っておきたいと思ったらダメモトで プリザーブドフラワーにしてみることもできます。ただし、花の種類によりうまくいかないものがでるかもしれませんし、 鮮度が落ちていると出来上がりに影響します。また、花の数が多いと液も多く必要になるので予算的にも厳しいものがある かもしれません。それで、ダメモトなんですが、そのまま花瓶に飾っても1週間で枯れるならダメでもともと、プリザーブドに挑戦する かという人だけ予算があれば挑戦してみてください。
作り方の質問にはお答えできますが生ものなので出来上がりの保証はできません。ごめんなさいね。

 私が、ダメモトを了解してもらった上で3日たったブーケをプリザーブド加工した内容をご紹介します ので参考にしてください。

3日経過していたので花の水切れが心配でしたがオアシスの部分に水を掛けてもらっていたのでどうにかなりそうでした。プリザーブド加工するのには花の鮮度が 重要なので、まずはバラを1輪ずつ湯揚げしました。

● ポイント :写真をみていただくと解りますが今回、いくつかの重要なポイントがあります。

その1湯揚げの時、ビニール袋を掛ける。・・・これはバラの鮮度が落ちている為、通常の湯揚げだけでは花びらの先まで水が回らない可能性があるため、蒸散を減らすための処置です。
その2花にUピンを刺す。・・・咲きすぎのバラは花びらが散る可能性があるので処理が終わるまで花びらを固定するため。

● アドバイス :切り花は水揚げをします。水が上がりにくいものは湯揚げをしますね。では、なぜだかわかりますか?理由が解っているのと、 解らないのでは作業の身の入り方が変わってきます。わからない人、こちらを見てね。



3日たったブーケ

ばらす

傷みが見える


1輪づつ袋に入れる

ポットで湯揚げ

すぐ水に浸ける


咲きすぎの花を留める

おもりをつける

全部に付けた


A液に浸ける

フタをして1日おく

1日たった花


B液を用意

B液に浸ける

沈めた状態で1日置く


すすぎ始め

すすぎ完了

乾燥

アイビーやブルースターもバラと並行して作業を進める

アイビーの加工

A液に浸けたアイビー、ブルースター

ブルースターをB液に浸ける


アイビーをB液に浸ける

すすぎ

乾燥


もとのように組み上げたブーケ

これで完成

組み上がったブーケ


始めの状態(加工前)

ラッピングしてみました


ちょっと難しいなあと思ったかと思いますが、現在、新商品の一液くんというのが発売されていて、これを使うと浸けるだけで脱水から保存処理まで一度に出来るので 作業がずっと簡単になります。

詳しくは一液くんのページを見てください。 → 新商品「一液くん」のページ

新しく一液くんで試したページを追加しました。→ 受け取ったトス用ブーケを一液くんでプリザーブドフラワーにする試み


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